本が好きな人にとって、「断捨離」は簡単ではありません。
でも、本棚があふれて部屋のスペースがなくなると精神的にしんどくなりますよね。
私も本を手放すのに苦労しましたが、スキャンアプリの活用や再購入時の価格調査、メルカリでの売却、などを通じて、自分なりの基準を見つけ手放すことに成功しました。
今回は、私の実体験を交えながら、本の断捨離に成功したちょっとしたコツと考え方 を詳しく解説します。
「断捨離 本」の前にやるべき準備

本を手放すことに抵抗がある人は多いですが、事前に準備をすることでスムーズに断捨離を進めることができます。
ここでは、本の断捨離を成功させるための準備を紹介します。
断捨離の目的を明確にする なぜ減らしたいのか?
まず、自分がなぜ本を減らしたいのかを明確にしましょう。
目的がはっきりしていないと、途中で迷いや後悔が生じやすくなります。
目的の例
・本棚がいっぱいで新しい本が置けない
・読まない本が多く、スペースが無駄になっている
・ミニマリストな生活を目指したい
・本を整理して、大切な本だけを残したい
目的を明確にすると、どの本を手放すべきかの判断がしやすくなります。

ズエさんの場合は実家じまいに向けてと自分の終活が目的!部屋に圧迫感があり掃除も面倒!というのが理由だったね。
手放す基準を決める 「必要な本」と「不要な本」の違い
本を減らす際には、手放す基準を決めることが重要です。
基準がないと、すべての本が「まだ使うかもしれない」と感じてしまい、断捨離が進みません。
手放す基準の例
・1年以上読んでいない本
→ もう読む可能性が低い
・内容を覚えている本
→ 必要ならネットで調べられる
・また手に入れやすい本
→ 電子書籍や図書館で読める
・もう興味がないジャンルの本
→ 読み返すことがない
このように基準を作ることで、必要な本と不要な本の区別がしやすくなります。
仕分けのルールを作る|迷ったら試す3つの質問
本を手放すかどうか迷ったときは、次の3つの質問をしてみましょう
1.「今すぐ読みたいと思うか?」すぐに手に取らない本は、今後も読む可能性が低いです。
2.「この本が手元になくても困らないか?」図書館や電子書籍で読めるなら、持っている必要はありません。
3.「もう一度買う価値があるか?」手放してもまた欲しくなったら買い直せばOK。
再購入の価格をチェックするのも有効です。
このように、あらかじめ手放す基準を決めておくことで、スムーズに本の断捨離ができるようになります。
本の断捨離を成功させるためには、まず「なぜ減らしたいのか?」を明確にし、手放す基準を作り、迷ったときの判断基準を持つことが大切です。
この準備をしっかり行えば、スムーズに本の整理が進むでしょう。
「断捨離 本 コツ①」スキャンアプリを活用する

本の断捨離が進まない理由の1つに、「手元からなくなるのが不安」という気持ちがあります。
そんなときに役立つのがスキャンアプリです。
ここでは、スキャンアプリのメリット、デメリット、実際にズエが使ったアプリ、を紹介します。
スキャンアプリを使うメリット
本を捨てる決断ができない理由の1つは、「もう二度と読めなくなるかも…」という不安です。
メリット | 説明 |
---|---|
📚 省スペース化 | 本をデータ化すると、本棚がスッキリ! |
📱 持ち運びが便利 | スマホやタブレットでどこでも読める |
📖 経年劣化しない | 紙と違ってボロボロにならない |
スキャンアプリを活用すれば、本の内容をデジタルデータとして残せるので、安心して手放すことができます。
スキャンアプリを使うデメリット
小さな文字や細かい図表が多い本では、読みづらくなることがあります
デメリット | 問題点 | 解決策 |
---|---|---|
📷 画質の問題 | ✅ 細かい文字が潰れて読みづらいことがある ✅ 画質が劣化することがある | ✅ 高画質設定でスキャン✅ OCR(文字認識)が強いアプリを選ぶ✅ 重要な本はスキャナーを使う |
⏳ 手間がかかる | 1ページずつスキャンするのが面倒 時間と手間がかかる | ✅ スキャンする本の優先順位を決める✅ 最低限のページだけスキャンする✅ 自動連続スキャン機能のあるアプリを使う |
🔍 OCR(文字認識)の精度が完璧ではない | 手書きメモや専門書のレイアウトが崩れることがある | ✅ 重要なページはスクリーンショットで保存 |
📂 データ管理が大変 | ファイルが増えて探しにくくなる | ✅ フォルダー分けをする(ジャンル別・著者別など)✅ クラウド保存(Google Drive, Dropbox など)を活用 |
📖 紙の本特有の魅力が失われる | 手触りや紙の質感が楽しめない | ✅ 本当に好きな本は紙のまま残す✅ スキャン後にデータを見返す習慣をつける✅ 電子書籍リーダーを活用する |
実際に使用したアプリ
実際にズエが使用したアプリ vFlat Scan
理由:
月500円で斜め直しや指消し、2ページ同時スキャンができる
2ページのスキャン順序(左右どちらからでも設定できる)
スキャンする月を決めて一月単位で利用できる(まとめてスキャン)無駄がない
私も最初は「本をデータで残すなんて…」と抵抗がありましたが、実際に試してみると、「いつでも読める」という安心感があり、思い切って断捨離が進みました。
「断捨離 本 コツ②」手放してもすぐに手に入れられるか調べる

フリマアプリ(メルカリ・ラクマ)で価格と出品数を調べる
フリマアプリで本のタイトルを検索すると、すぐに市場価格と出品数がわかります。
• 出品数が多く、価格が安い
→ いつでも手に入るので安心して手放せる
• 出品数が少なく、価格が高騰
→ 手放すと再購入が難しいかも
Amazonや楽天の中古価格をチェックする
• 「中古品の出品」が多く、価格が安い
→ すぐに買い戻せる本
• 「在庫なし」や「プレミア価格」
→ 手放すと後悔する可能性あり
図書館で借りられるか確認する
• 図書館の蔵書検索でヒットするか確認(「カーリル」「各自治体の図書館サイト」で検索)
• 貸出状況をチェック(いつでも借りられそうなら安心)
電子書籍版があるか調べる(Kindle・楽天Kobo)
• Kindleや楽天Koboで電子版があるか検索
• 電子版が紙の本より安ければ「手放して電子版に切り替え」もアリ
絶版になっていないか調べる
• 出版社の公式サイトやAmazonで「新品」の在庫を確認
• 「絶版」「品切れ」「入荷未定」と書かれていないかチェック
絶版(販売終了)になった本は、時間が経つと価格が高騰するものもあります。
手放す前に「市場価格」を調べるべき理由
本を手放したあと、「やっぱりまた読みたい!」と思うこともあります。
しかし、市場価格を調べずに処分すると、再購入する際に高値で買い戻さなければならないことがあります。
本を断捨離する際、すぐに捨てたり、適当に売ったりするのももったいないかもしれません。
本の「市場価格」を調べることで、思わぬ価値があることに気づいたり、より高く売る方法が見つかったりします。

ズエさんの場合、処分したのを後悔したくないので市場価格を調べることにしたんだよね。
50代の主婦にとっては「後から買い戻すと高くつく…」というのが大きなポイント。市場価格や入手難易度をチェックして、スッキリ断捨離しましょう!
【断捨離 本 コツ③】メルカリ、ラクマなどフリマアプリで売る

フリマアプリで売るときのメリットとデメリット
メリット
不要な本はメルカリで売ると、高く売れる可能性がある
古本屋よりもメルカリの方が高い価格がつきやすく、需要があればすぐ売れる
スマホ1つで簡単に出品できる
デメリット
梱包、やりとりなどが面倒
すぐには売れないこともある
手数料がかかる
メルカリでは、売れた金額の10%が手数料として引かれる点も考慮して価格を決める必要があります。

ズエさんの場合は、いくらで売れそうか価格を調べて、手間などを考慮しても高値で売れるものや捨てられないので必要な人に読んでほしいと思ったものを売っていたね。価格が安かった本は、すぐに買い戻せるという安心感もあって処分することに決めたんだよね。
「断捨離 本」まとめ:結局、捨てる基準は?実際どうやったの?

1. まず「いる本・いらない本・迷う本」に分ける
分類 | 判断基準 | 具体例 |
---|---|---|
いる本 | 何度も読みたい・大切な本 | お気に入りの小説、参考書、人生のバイブル |
いらない本 | もう読まない・興味がなくなった | 一度読んで満足した本、情報が古い本 |
迷う本 | 手放すのが惜しい・もう読まないかも… | 昔好きだった本、思い出の本 |
2. いる本は「紙のまま残す or スキャンしてデータ化」
3. いらない本は「相場を調べて売る or 捨てる」
4. 迷う本も「価格調査→売る or 捨てる or 残す」「残す本→紙のまま残す or スキャンしてデータ化」
本を減らしたいけれど、なかなか捨てられない..そんなときは、「また買い直せるか?」「本当に今必要?」と自分に問いかけると、以外と手放せるものです。
スッキリした本棚で、ストレスをなくしましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。何か質問やご意見がありましたら、ぜひコメント欄でお知らせください。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
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